性差別と暴力: 続・性の法律学 (有斐閣選書 205)

著者 :
  • 有斐閣
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784641280458

作品紹介・あらすじ

本書では、この間に日本の女性が中心になって作り出してきた社会の変化を踏まえて、法律の分野に的を絞って、性差別と暴力との結びつきを解き明かすとともに、性差別と暴力のない社会への道を探った。

感想・レビュー・書評

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  • 性暴力は性差別から産み出されている。弁護士である作者は、法律の観点から性差別と性暴力の関連を分析する。「私は改めて法律にできることと、その限界を感じる」という言葉が印象に残った。

  • [ 内容 ]
    本書では、この間に日本の女性が中心になって作り出してきた社会の変化を踏まえて、法律の分野に的を絞って、性差別と暴力との結びつきを解き明かすとともに、性差別と暴力のない社会への道を探った。

    [ 目次 ]
    1 性的マイノリティの権利
    2 結婚制度とドメスティック・バイオレンス
    3 セクシュアル・ハラスメント―10年の軌跡
    4 買売春を考える
    5 ポルノグラフィと女性の人権
    6 性暴力の根絶をめざして

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著者プロフィール

1942年生まれ。75年に弁護士登録。80年代後半からセクハラや性暴力被害の問題に取り組む。第2東京弁護士会所属。著書『性と法律』(岩波新書・2013)、『性差別と暴力』(有斐閣・2001)、『性の法律学』(同・1991)。なお、最新刊に『脱セクシュアル・ハランスメント宣言──法制度と社会環境を変えるために』(伊藤和子氏との共編著・かもがわ出版・2021)。

「2021年 『戦争と性 34号 特集:性暴力のない社会へ──「自分ごと」として考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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