院政期武士社会と鎌倉幕府

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642029544

作品紹介・あらすじ

鎌倉幕府の成立にはいかなる歴史的前提があったのか。院政期の中央と地方を結ぶ広域的な東国武士の移動とネットワークに着目し、治承・寿永内乱期の戦争の実態と地域社会の動向を解明。さらに、内乱を経て成立する鎌倉幕府と、それを支えた武士社会が変容する過程を検証する。院政期武士社会の連続性と非連続性から鎌倉幕府成立を捉え直す意欲作。

感想・レビュー・書評

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  • 院政期の武士社会が中央と地方を緊密に結ぶ人の移動とネットワークの中に存在したこと、鎌倉幕府の成立後、御家人制の秩序と白河・鳥羽院政期以来の「京武者」秩序が重複していたことを明らかにし、その後の政治史にどのように影響したかを考える。

    2022年3月・4月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00546999

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著者プロフィール

2021年6月現在
大阪大学大学院文学研究科教授

「2021年 『源 頼朝 すでに朝の大将軍たるなり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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