磐梯山噴火: 災異から災害の科学へ (ニューヒストリー近代日本 3)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642037020

作品紹介・あらすじ

1888年(明治21)、福島県の磐梯山が噴火し、数ヵ村が壊滅した。政府や科学者・新聞メディアが、この噴火を学理研究の好機会として調査・報道を繰り返すなか、被災者たちの救済・復興は困難をきわめる。また、その一方で、この時代は人々の災害観が大きく展開をとげていく時にあたっていた。災害を通して時代の転換期を描く、新しい社会史。

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著者プロフィール

1939年,山梨県生まれ.1962年,津田塾大学学芸学部英文科卒.1971年,東京教育大学大学院文学研究科日本史専攻修士課程修了.2014年3月まで,国立歴史民俗博物館客員教授 ※2014年5月現在
【主な編著書】『都市と貧困の社会史―江戸から東京へ―』吉川弘文館,1995.『近世災害情報論』塙書房,2003.『関東大震災の社会史』朝日新聞出版,2011.『日本歴史災害事典』[編]吉川弘文館,2012

「2022年 『都市と貧困の社会史 江戸から東京へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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