伊達政宗 (人物叢書 新装版)

著者 : 小林清治

• 吉川弘文館 (1985年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[かくりよさんの感想 · 2019年4月14日]

内容は更新の余地があるものの、全体的に伊達政宗の業績や人柄などについて詳しく、分かりやすく書かれており、とても楽しく読めました。また縁の地の地図も掲載されており、仙台訪問の際にとても役に立ちそうです。

[わすれんぼうさんの感想 · 2016年7月27日]

出版時期が古いので、情報がやや古めな感じ。導入としてはいいと思う。
字体は……再販するたびに新しく読みやすくしてほしい……
（図書館にて借り出し）

[deepoperationさんの感想 · 2014年10月13日]

一巻本だけあって、詳細な記述とはいかないものの要点を押さえた内容になっている。史学者の手によるものであり、信頼性の面でも問題はない。

[kaizenさんの感想 · 2012年1月14日]

本書で何がうれしかったかというと、
人名、地名、文献名などに、ふりがながうってあることです。

歴史もの、資料などは、ふるがながないので、どうよめばいいかが分らないことが多く、
漢字も、辞書でひくのに、漢和辞典がひきにくいものが多いので、調べるのに手間取っていました。

また、現在の地名、参考文献なども括弧書きしています。

歴史や地理のことを知っている人には、かえってうるさく感じられるかもしれませんが、
読み物として読むには重い内容なので、不都合はないように思われます。

残念なのは、参考文献欄に、本文中で参照し、記載してあるものを省略してあることである。

伊達政宗の地籍を訪れる前によいなと思いました。

[読子さんの感想 · 2009年11月15日]

政宗さんスキー基本の一冊

著者プロフィール

1924年、北海道に生まれる。1948年、東北大学法文学部（国史専攻）卒業。 福島大学教授、東北学院大学教授を歴任。2007年没
【主な編著書】『伊達政宗』（吉川弘文館、1959年）、『秀吉権力の形成』（東京大学出版会、1994年）、『奥羽仕置の構造』（吉川弘文館、2003年）、『伊達政宗の研究』（吉川弘文館、2008年）

「2022年 『中世奥羽の世界（新装版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」