徳川綱吉 (人物叢書 新装版)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642052108

作品紹介・あらすじ

犬公方・綱吉は名君か暗君か、それとも単なる偏執狂だったのか。在世中以来、綱吉は政策と個人の嗜好とが同一視されてきた。取締と処罰の厳しさで怖れられた生類憐みの令、側用人柳沢吉保の寵用、儒学尊重などは、徳川政権のどんな矛盾を打開しようとした結果だったのか。毀誉褒貶の雑説にまみれた、日本史上、最も評価の分れる将軍の生涯を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 綱吉の政治についてがメインではありますが、出生から舘林時代について詳しく書いてあり、家綱以外のきょうだいについても詳しいです。
    巻末に載ってる年表が非常に嬉しいです。

  • 将軍さまは、どうやら遠いところにいらっしゃる。

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著者プロフィール

塚本 学(つかもと まなぶ)
1927年 福岡県生まれ。東京大学文学部卒業。愛知県明治用水普通水利組合用水史誌編纂主任。愛知県立高等学校教諭。信州大学人文学部助教授、教授。国立歴史民俗博物館教授を歴任。同名誉教授。近世史を中心とする日本列島人類史を専門とした。2013年逝去。主な著書『生類をめぐる政治―元禄のフォークロア―』(平凡社[選書80]、1983年、平凡社[ライブラリー18]、1993年、講談社学術文庫2155、2013年)、『近世再考―地方の視点から―』(日本エディタースクール出版部、1986年)、『生き物と食べ物の歴史』(高志書院、2021年)等

「2022年 『歴史・民俗・博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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