足利義持 (人物叢書 新装版 253)

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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642052467

作品紹介・あらすじ

室町幕府の第四代将軍。父義満の絶大な威光の下で将軍となるが、その政治的遺産はあまりに大きかった。日明交易の廃止など、守旧的な施策は前代への反動と評価されてきたが、諸大名や天皇家と協調し、神仏を篤く信奉した義持の執政は室町幕府の典型であり、もっとも平穏な時代を築きあげた。禅に帰依し、文化を大きく育んだその生涯を描く初の伝記。

感想・レビュー・書評

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  • 室町幕府第四代将軍・足利義持について生涯を辿ると共に、幕府安定期の将軍権力の在り様や朝廷との関係、外交の転換などについて幅広く概観できる内容。室町幕府の特質がもっとも見えやすい時代であるように感じた。

  • 無為について触れられていないので、減点

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著者プロフィール

伊藤喜良(いとう きよし)
1944年、長野県に生まれる。
1974年、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。
現 在 福島大学名誉教授、文学博士。

【おもな著書】
『日本中世の王権と権威』(思文閣出版)、『中世王権の成立』(青木書店)、『中世国家と東国・奥羽』(校倉書房)、『東国の南北朝動乱』(吉川弘文館)、『足利義持』(吉川弘文館)、『動乱と王権』(高志書院)ほか多数

「2023年 『伊達稙宗 奥州王への夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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