贈答と宴会の中世 (歴史文化ライブラリー 254)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642056540

作品紹介・あらすじ

贈り物に熨斗を添え、職場の新人に歓迎会をするのはなぜか。源義家への豪華接待、将軍が与えた亥子餅、八朔や歳暮に贈られた名産品・鯨などの水産品・果実などから、参加者の縁を結ぶ贈り物・宴会の意味と役割を解明。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の中世における贈答とそれに関わる宴会について、その成り立ちと実態を多くの事例を挙げて叙述する内容。特に食品について多く取り上げられていて、儀礼や水産物・甘味などについて現代との相違といった興味深い点も多かった。

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著者プロフィール

1958年、横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。博士(史学)。専攻は日本中世・近世史。神奈川大学、慶應義塾大学、中央大学などで非常勤講師を務めた。 著書に『草と木が語る日本の中世』(岩波書店)、『軍需物資から見た戦国合戦』『境界争いと戦国諜報戦』(洋泉社、のちに吉川弘文館)、『鎌倉武士と横浜』(有隣堂)など。

「2022年 『家康家臣の戦と日常 松平家忠日記をよむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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