人と動物の日本史 (2)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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本 ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784642062763

作品紹介・あらすじ

儀礼や政治的演出に組み込まれた馬や犬、食料や動力として利用された牛や豚、乱獲と保護の合間で翻弄された鯨や鹿…。歴史上に刻まれた人と動物たちの関係性を多面的に描き出し、新たな歴史叙述の可能性を模索する。

感想・レビュー・書評

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  • 「動物と政治」「飼育と利用」「捕獲と保護」という3つの視点から動物と人の関係を描く。

  • [ 内容 ]
    儀礼や政治的演出に組み込まれた馬や犬、食料や動力として利用された牛や豚、乱獲と保護の合間で翻弄された鯨や鹿…。
    歴史上に刻まれた人と動物たちの関係性を多面的に描き出し、新たな歴史叙述の可能性を模索する。

    [ 目次 ]
    1 動物と政治(王朝の馬;狩る王の系譜;生類憐れみの令とその後)
    2 飼育と利用(農耕と牛馬;舶来動物と見世物)
    3 捕獲と保護(近世漁業を通してみた生業と魚介類;捕鯨の伝統;近世猟師の実像;捕獲と保護の現在)

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著者プロフィール

1966年、長野県長野市に生まれる。青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程退学。博士(歴史学)。日本学術振興会特別研究員(研究従事機関:東京大学大学院人文社会系研究科)、長野工業高等専門学校准教授などを経て、2014年上智大学文学部准教授。2017年から同教授。
著書『中世の武力と城郭』(吉川弘文館、1999年)、『真田氏三代と信濃・大坂の合戦』(吉川弘文館、2016年)、『肉食の社会史』(山川出版社、2018年)、『狩猟と権力―日本中世における野生の価値―』(名古屋大学出版会、2022年)、編著に『人と動物の日本史〈2〉歴史のなかの動物たち』(吉川弘文館、2009年)、『甲信越の名城を歩く〈長野編〉』(河西克造氏との共編、吉川弘文館、2018年)。

「2023年 『信州から考える世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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