近世農民生活史 新版 (歴史文化セレクション)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642063012

作品紹介・あらすじ

江戸時代に生きた数多い農民たち。その日々の暮らしや村の環境はどのようなものだったか。近世史の泰斗が蘊蓄を傾け、分かり易く農民と農村の実態を解き明かす。半世紀を超えて読み継がれた不巧の名著、完整な新版で甦る。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代のステレオタイプ的な農民観を「思い起こす」にはもってこいの書。江戸時代の農民は、当然、現代的な自由などは享受していなかった。この至極当たり前の事実を再確認するのに適した書である。また、農民の貧富も、同時代であれば地域差、階層差によって異なり、他方、江戸時代内でも、天明などの飢饉の時代と、高度成長を実現していた元禄期までとは違うはず。その意味で、色褪せない内容の書である。

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著者プロフィール

1909年生まれ。
1932年、東京帝国大学文学部国史学科卒業。学習院大学長、江戸東京博物館館長などを歴任。文学博士。2007年 没。
【主な編著書】近世農村社会の研究 近世宿駅制度の研究 佐倉惣五郎 近世農民生活史 日本交通史

「2023年 『日本史年表・地図(2023年版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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