西国の戦国合戦 (戦争の日本史12)

著者 :
  • 吉川弘文館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642063227

作品紹介・あらすじ

大内・尼子・毛利・大友・島津・長宗我部ら、海外との交易のもたらす実利と地域の覇権をかけた西国大名たち。その激闘の軌跡を追い、戦乱の世を生き抜くため苦闘する国人・土豪・村人ら、戦国期西国社会の群像に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 九州・中国・四国地方を中心とした戦国争乱の時系列でたどる一冊。地域ブロック毎の展開を押さえつつ、相互干渉の様相を明らかにする内容で、特色としての水軍の重要性を認識させられる。地理的要因に根ざす戦争形態の違いが印象的。

  • 東国、畿内に続いての西国で、毛利、島津などの有名武将が出てきて面白さが増します
    毛利や島津側から見た秀吉戦など、なかなか目にしたことのない内容などもあり、また九州の群雄割拠にも詳しかったりで素晴らしい内容です

  • 請求記号 210.19/Se/12

    「蒙古襲来」と同じ、戦争の日本史シリーズの本。
    東国に関してよく知っているからというわけではないが、西国に光を当てたというもの珍しさから読んでみた。

    国人同士、小勢力で争っているときのもどかしさに比べ、いったん大名といわれるほどの大勢力になってからの領土拡大のペースには驚かされる。

    ゲームの「信長の野望」で慣れ親しんだ国の単位や戦争の概念からはまるで実態が異なっている。
    お家再興や旧領復活の動きがたちまち発生してしまい、その鎮圧に忙殺されるあたりが生々しい。

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