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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642066549
作品紹介・あらすじ
江戸時代の日本は多数の餓死者を出した飢饉を六度経験した。冷害や風水害などの天災が発生した時、なぜ凶作に止まらず、飢饉にまで至ったのか。国家や社会との関係、実態・特質の解明を通して近世という時代を考える。
感想・レビュー・書評
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4/15
内容(「BOOK」データベースより)
『江戸時代の日本は多数の餓死者を出した飢饉を六度経験した。冷害や風水害などの天災が発生した時、なぜ凶作に止まらず、飢饉にまで至ったのか。国家や社会との関係、実態・特質の解明を通して近世という時代を考える。』
『近世の飢饉』
著者:菊池 勇夫
編集:日本歴史学会
出版社 : 吉川弘文館
単行本 : 267ページ
発売日 : 1997/8/1(新装版)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天明の大飢饉は異常気象で米が不作になったことを直接の原因とするが、人災でもある。幕府や各藩による過剰な新田開発は洪水や土砂崩れを頻発させ、農業生産性を逆に落とした。さらに大商人の買い占めや売り惜しみで米価が異常に高騰し、庶民の生活を苦しめた。大商人への怒りが打ちこわしに発展する。
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