本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642075138
作品紹介・あらすじ
肥前国の戦国大名。有馬氏から養子に入り家督を継ぐ。領国支配に苦悩しつつ宣教師より洗礼を受け、日本最初のキリシタン大名となる。天正遣欧使節を派遣し、長崎を開港してその発展の礎を築いた波乱万丈の生涯を描く。
感想・レビュー・書評
-
日本初のキリシタン大名・大村純忠についての伝記。藤原純友の孫の直澄を祖とする大村氏の歴史の真偽や、有馬氏から入嗣した純忠の出自、脆弱な大名権力ゆえの家臣との軋轢関係、周辺の勢力による侵攻との戦い、長崎港発展の元となったポルトガルとの交易という彼の事績を、イエズス会側の美化された資料よりも数少ないながらも日本側の資料を主に戦国武将としての側面を押し出した記述がなされている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示