皇軍兵士とインドネシア独立戦争: ある残留日本人の生涯

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642080675

作品紹介・あらすじ

戦後もインドネシアに残り、オランダからの独立戦争に参加した日本人の中心人物「フセン」藤山秀雄。現地での聞き取りと自らの半生の記録から、両国の架け橋として生きた戦後を重点に描き、現代史に新たな光をあてる。

感想・レビュー・書評

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  • 太平洋戦争に志願。終戦後はインドネシアに残留し
    インドネシア独立戦争に参加。独立後はインドネシアで生活し、
    福祉友の会設立を手がけた藤山秀雄の生涯を描いた一冊。
    ところどころ内容が飛び、わかりにくい点もあるが、読みづらくはない。
    独立戦争に参加したことばかりがクローズアップされがちだが、
    本人にとってみればその後の生活の方が長く、
    より苦難に満ちたものであったのだと思う。
    終戦後のインドネシアの雰囲気が感じられてよい。

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著者プロフィール

二松学舎大学文学部歴史文化学科准教授

「2023年 『残留兵士の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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