三条実美: 孤独の宰相とその一族

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642082945

作品紹介・あらすじ

薩長藩閥の上に立つ存在として期待され、明治政府の最高責任者として要職を歴任した三条実美。だが、その評価が今なお低いのはなぜか。幕末および明治の政局内における言説や行動、宗族・親族との密接な関係、華族制度の中での華族との関わりを読み解き、続発する国政や一族の諸問題に苦悩しつつも誠実に対応した、新たな実像に迫る戦後初の伝記。

著者プロフィール

1977年東京都生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。中央大学文学部日本史学専攻兼任講師を経て,現在は日本大学商学部准教授。専門は日本近代史。
2018年度のNHK大河ドラマ「西郷どん」軍装・洋装考証。2020年度のNHK連続小説ドラマ「エール」風俗考証を担当。「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(BSテレ東)などテレビ出演多数。
主要著作に
『洋服・散髪・脱刀』(講談社選書メチエ,2010年)
『明治国家の服制と華族』(吉川弘文館,2012年)日本風俗史学会江馬賞受賞
『京都に残った公家たち』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー,2014年)
『三条実美』(吉川弘文館,2016年)
『帝国日本の大礼服』(法政大学出版局,2016年)
『公家たちの幕末維新』(中公新書,2018年)
『古関裕而』(中公新書,2019年)ほか。

「2021年 『セーラー服の誕生 女子校制服の近代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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