虫の記

著者 : 西村望

• 立風書房 (1985年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[マタンさんの感想 · 2019年1月18日]

エッセイ+作品の裏側の記録。
著者の作品は特殊な部類で
実際にあった事件を下地にしているのです。

出てきた事件は
いわゆる女性関係系のが多いです。
著者、相当スケベだなまったく(笑)
中にはスワッピングがらみの記述まであるんですぞ。
まあ結末がこれは笑えるというか…

基本的に結構凄惨なものも
扱われています。
惚れた女性がたどった
残酷すぎる運命とかね。
もうね、どこまであいつらは鬼畜になれるかと。

いい作品は書いていそうですが
これたぶん読者選ぶぞ?