- Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652015407
感想・レビュー・書評
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小2息子が、学校図書館からちょくちょく借りてくるシリーズの一つで、他のはどーでもいいやと思ってたんだけど、これは思わず読んじゃった。
まんがでミイラの薀蓄が語られている。
有名なエジプトのミイラからインカのミイラ、冷凍保存まで…ミイラに詳しくなってしまうよ。いいのか小学生(笑)。
コミック好きの母としては絵の古臭いのが気にはなるけど、子供はそんなのどうでもいいみたいで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011年5月24日
ブックデザイン/冨井君江 -
2009年4月3日読了。図書館本。
学習まんが的なハードカバー本です。
表紙の勢いに押されて手に取りました。読み出したら止まらなかったので、最後まで読みました。
ミイラのミニ(あるいは原寸)フィギュアを収集している理科の先生にとっつかまり、毎日放課後、その話をえんえんと聞かされる少年の設定で、先生の講義が進みます。世界各地のミイラの紹介からそのエピソードまで、細かくとは言えなくても、知的好奇心をくすぐられる話が盛りだくさんです。発刊が比較的最近のものであり、情報も新しいのではないでしょうか。
内容が内容なだけに、とっつきにくさがありますが、漫画の少年がそのまま嫌悪感をあらわにしたりツッコミを入れたりしてくれるので気楽です。ミイラが作られた時代の歴史を話し始めた先生に、少年が「歴史の話を聞きたいんじゃない。ミイラの話をしてよ。でも続けて」とまで言うようになるはまりっぷり。子どもははまると一途だよなぁと思い出します。
大人が読んでも充分面白い!と思います。「騙されたと思って読んでみて!」と言いたくなる本です。