直江兼続愛と義に生きた武将: 天下人徳川家康にいどむ (新ものがたり日本歴史の事件簿)

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  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652016510

感想・レビュー・書評

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  • おそらく児童向けの本ながら直江兼続を殆ど知らない者にとっては導入本として充分に価値ある一冊。

    ヒーロー的な伝記物ではなく、兼続&景勝コンビを軸に直江状の意味を解く。といった感じ。

    参考文献にNHK大河の原作やらも含まれているので、あの大河で良く分からなかった点を復習するのにぴったり。
    説が分かれている史実に関しては、こういう説もあるということのエクスキューズもしっかりあるし、作者の自説はそれを認めるかはともかく根拠を示して述べられているので一応は納得できる。


    この本は、直江兼続が”愛と義”の武将だったということも良く分かるし、景勝の存在感も感じられる。
    コンパクトにまとめているのにはしょりすぎているということもなく上手くまとめられている良本とみた。

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著者プロフィール

1939年生まれ、愛知県出身。早稲田大学大学院修士課程(日本史)修了。放送作家。おもな映像作品に「くらしの歴史」(NHK)「廣重の東海道を歩く」(NHKプロモーション)、著書に『くらべてみよう100年前と 日本のくらし』(岩崎書店)『世界はつめい物語 電話のはつめい』(チャイルド本社)『父逍遥の背中』(中央公論新社)「NHKにんげん日本史」全20巻(理論社)など。

「2023年 『長崎出島に、激震! シーボルト事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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