ぼくだよ ぼくだよ

著者 :
  • 理論社
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本棚登録 : 131
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652200025

作品紹介・あらすじ

らいおんがいました。ひょうがいました。2とうがもりでであいます。2とうのこえがきこえます。

感想・レビュー・書評

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  • トラとライオン?がいつのまにか、川や嵐になる話。
    不思議すぎる絵本。
    読み聞かせには少し難しいかもしれない。 

    図書館で借りた絵本

  • 「読んで」って持ってくることはなかったけど、絵には惹かれてたのかよく眺めてた。4歳くらいが適齢みたいなのでまた借りたい。

  • ・原画を見たら命が燃えてるようで涙が出そうになった。

    ・ぼくだよぼくだよって、可愛いなあ

  • 「ぼくだよ ぼくだよ」

    ぼくだよ ぼくだよとからみあうらいおんとひょう。

    ふたりの心がやがてひとつになっていく。
    ぼくだよ、ぼくだよなんて、ほんとは
    どうでもいいのにね。

    ラストのつぶやきもいいんだなあ。(2分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ぼくだよぼくだよ #きくちちき #理論社

  • 2018/8/19 16:27

  • 絵が下手だなあ、見にくいなあと思ったら、話の持って生き方、特に変形していくところからすごく良い。エゴを突き抜けていく。でも、着地する。

  • 子ども同士の言い争いって、ときにこんな様相を呈するなぁと感じます。
    互いの得意自慢から、徐々にエスカレートして現実離れしていき、さりとてそれを「嘘だ」と指摘するわけでもなく、むしろ感心してしまったりする。
    荒唐無稽になり過ぎて、吹き出してしまったりも。

    きくちちきさんの絵も、とても魅力的です。
    にじみを活かした表現が、ストーリーとも関連していく手法が、また秀逸です。

  • 季節的な区分はないお話だと思うけど、パッと見た時から夏を感じさせる、印象的な絵。

    ほとんどのページを色が埋めているので、中盤で白の含まれているページが出て来た時、すごく清々しく感じました。
    色が語る、そんな絵本だなぁ。

  • ライオンとひょうが僕の方が強い、僕の方がたてがみがきれい、とお互いに自慢し合って譲らない。
    ひょうが自分は木に登れると言うと、ライオンは空を飛べると言う。
    ひょうがワニになると言うと、ライオンは川になるから噛みつけないと言う…。
    風になったり、太陽になったり、混ざり合ったり。
    どんどんありえない言い合いごっこになっていく。
    最後はお互いに相手のことを認めるけれど、でもやっぱり自分のしっぽの方がぴんと張っている、と譲らないのだった。

    自分の方がすごいと譲らない2匹。
    どんどん現実的でなくなるけれど、お互いに空想を広げて自慢し合う姿は面白い。
    2匹が混ざりあって何が何だかわからなくなっていく様子はシュール。

  • ぼくの方が!小さい子はこういうことで競ってるのでしょうが、何となくわかりにくい…

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著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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