遠くの人と手をつなぐ: SOSの届け方 (世界をカエル10代からの羅針盤)
- 理論社 (2023年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652205617
作品紹介・あらすじ
子どもの七人に一人は貧困状態にあると言われています。こども食堂や学習支援など、大人たちが子ども達に手を差し伸べている現場を取材し、困ったときにSOSを出し、つながるための考え方を語りかけます。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた。
子供のための本。
こども食堂のことや、東日本大震災のあとの子供たちの為の取り組みなどが取り上げられていた。
巻末には子供のための支援団体や相談窓口のQRコードも。
私は子供がいないが子供は好きなので、何かできないかと日頃考えているのでこの本を手に取った。
困っている子供がこの本を手にしたことで少しでも助かればいいな、と思った。 -
困っている人たちと手を繋ぐべく、
手を差し伸べようとしている人が
たくさんいることを知りました。
そういった情報をたくさん持つこと、
それを届けるべき人に届けること。
自分にできる行動をしていきたい。 -
最近、社会福祉に関心があるので手に取った一冊。
子どもへの支援ということで、「こども食堂」とコラボ・スクール「大槌臨学舎」の取り組み内容・歴史が具体的に綴られている。
子どもに関する酷い事件・ニュースを日々耳にする中でも、日本ではまさに「毛細血管のように」行政支援だけでは行き届かない所にも、支援の手が伸ばされていることを実感。
自分に何ができるのか。
直接行動に移すことは容易くないが、近くのこども食堂を利用すること等で、間接的な支援から始めてみよう。
-「貧困」とはお金や物が不足していることだけを指すのではない。人とのつながりが足りないという意味での貧しさもある。
- できるだけ情報を持つこと(それも安全な情報を持つこと)。それにアクセスする行動力を自分で発揮すること。それだけでいろいろな道が開けるはず。
https://is.gd/YL1YfH
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