平安時代の国司の赴任 (日記で読む日本史)

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  • 臨川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784653043515

作品紹介・あらすじ

摂関期~院政期にかけて活躍した官人、平時範。その国司(因幡守)赴任から離任までの一部始終をまとめて記述した貴重な日記『時範記』の当該箇所を丁寧に読み解き、『今昔物語集』『古事談』や『因幡国伊福部臣古志』などの資料も引きながら、国司交替の様子や国司・郡司(地方豪族)の関係の実態を明らかにする!


【目次】

プロローグ 『時範記』とは ―記主と研究状況―
第一部 『時範記』を読む
 一 任命から赴任まで/二 任国への旅/三 入境・着館/四 神拝と政始/五 国府での日々/六 帰京
第二部 『因幡国伊福部臣古志』と伊福部臣氏の力
 一 因幡国のなりたちと古代豪族/二 因幡守橘行平と因幡国造氏/三 伊福部臣氏と相撲人・武士・在庁官人
エピローグ 『時範記』のあとにくるもの

【付載】『朝野群載』巻二二「国務条々」校訂文と訓読(案)
あとがき

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著者プロフィール

森公章(もり・きみゆき):一九五八年生まれ。東洋大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)。専門は日本古代史。著書『遣唐使と古代対外関係の行方』(吉川弘文館)、『天神様の正体――菅原道真の生涯』(吉川弘文館)、『武者から武士へ』(吉川弘文館)、『平安時代の国司の赴任』(臨川書店)など。

「2023年 『地方豪族の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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