データが切り拓く新しいジャーナリズム (「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」記念講座)

  • 早稲田大学出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784657230157

作品紹介・あらすじ

近年注目されている、オープンデータを活用するデータジャーナリズムの最前線がわかる、早大人気講座「ジャーナリズムの現在」の講義録。SNS、統計、衛星画像などの膨大なデータから、どのように分析、調査、取材をしていけばいいのか。調査報道やOSINTの活用事例、ファクトチェックについて取り上げる。さらに、データジャーナリズムの現場を知り、未来を考えるシンポジウムを収録。そして、これからのジャーナリストに必要な問題意識とは。埋もれた真実に辿り着いた、テニアン島の日本人移民の壮絶な戦争体験、占領期の米軍基地被害、北方領土問題をそれぞれ長年にわたり取材したジャーナリストたちから学ぶ。【目次】はじめに  (瀬川至朗)講義 ジャーナリズムの現在 1 国の公開情報を調査報道に生かす――「国費解剖」が解き明かした政府予算の病巣(鷺森 弘) 2 テレビにおけるデジタル調査報道の可能性――ミャンマー軍の弾圧の実態に迫る(善家 賢) 3 VUCA時代のジャーナリズム――ファクトチェックの取り組み(井上幸昌) 4 戦争体験者の声を残したい――ドキュメンタリーの現場から(太田直子) 5 基地問題「わがこと」とするために――北富士演習場と沖縄、地元紙の役割は(前島文彦) 6 「北方領土」取材から考える新聞の役割――安倍政権の対ロシア外交とウクライナ侵攻(渡辺玲男)討論 データ時代の調査報道を考える シンポジウム データジャーナリズムとは何か――データ分析と可視化報道の現在地(山崎啓介、荻原和樹) 社会科学方法論とデータジャーナリズム(瀬川至朗)あとがき(瀬川至朗)

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:070.4A/Se16d//K

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著者プロフィール

1954年、岡山市生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。専門はジャーナリズム研究、科学技術社会論。東京大学教養学部卒。毎日新聞社でワシントン特派員、科学環境部長、編集局次長、論説委員などを歴任。現在、早稲田大学次世代ジャーナリズム・メディア研究所所長。著書に『科学報道の真相』(ちくま新書〔科学ジャーナリスト賞2017を受賞〕)など。

「2022年 『「専門家」とは誰か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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