文化大革命の嵐の中で青春を送り、農村、山村での酷烈な生活をくぐり抜け今、時代が葬り去った情念を掬い上げる。草原の叙情詩。
1948年北京生まれ。作家。北京作家協会副主席。 1983年と1990年、財団法人東洋文庫外国人研究員として来日。中国社会科学院助理研究員、1993年には愛知大学法学部助教授を歴任。著著多数。日本語では『モンゴル大草原遊牧誌』(朝日選書)、『紅衛兵の時代』(岩波新書)、『回教から見た中国』(中公新書)、『殉教の中国イスラム』(亜紀書房)などがある。 「2015年 『中国と日本 批判の刃を己に』 で使われていた紹介文から引用しています。」