シンガポールの国家建設 (明石ライブラリー) (明石ライブラリー 18)

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750312651

作品紹介・あらすじ

驚異的な経済発展と長期にわたる政治的安定を達成した「頭脳国家」。エリート教育,強制貯蓄,言語改造など,小さな多民族国家が生き残るために選択した「超管理」政策の実態を過去から未来に向けて検証。

感想・レビュー・書評

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  • すごく面白かった。
    これ一冊でシンガポールの歴史が外観できる。

    とにかくリークワンユーはエリートで自分に自信があって、非エリートを見下しているということはわかった。それを政策として実行してるんだからすごい。バカは子供を産むなっていうのもすごいわー…徹底した実力主義ってこうなるんやな。

  • 多様な民族編成の国家シンガポールが
    どのように形成されてきたか
    今はどのような状態なのか
    そしてこれからどう変わっていくのかを
    順番にきれいに書かれていた。
    ラッフルズ卿が今日まで尊敬される
    理由がよくわかった。
    これからのMulti-cultural societyについて
    考えるのに参考になる一冊

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著者プロフィール

北九州市立大学法学部教授(国際関係論、東南アジア地域研究)。九州大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。
主要業績:『多民族国家シンガポールの政治と言語――「消滅」した南洋大学の25年』(明石書店、2013年)、『マラッカ海峡――シンガポール、インドネシア、マレーシアの海峡を行く』(編著、北海道大学出版会、2018年)、『東南アジアと「LGBT」の政治』(共編著、明石書店、2021年)、『20世紀の東アジア史Ⅲ――各国史2(東南アジア)』(共著、東京大学出版会、2020年)

「2022年 『変容するアジアの家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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