死刑廃止に向けて

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750320663

作品紹介・あらすじ

日米以外の先進国では当たり前の風潮となった死刑廃止。本書は,死刑制度廃止論に携わってきた筆者の積年の提言をまとめた論考集。死刑囚の現状,米国各州での廃止経験,国連規約人権委員会の廃止勧告,国会での決議等から,その妥当性を多面的に検証する。

感想・レビュー・書評

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  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00055957

    今や、日米以外の先進国では死刑廃止は当たり前になっている。死刑に犯罪抑止力はあるのか、世論は死刑存続の根拠となりうるかのか等、様々な視点から調査・分析を通して死刑制度の矛盾を指摘しており、死刑制度やそれに代わる終身刑を考察する上で必読の書!死刑存置論者にこそ読んでいただきたい。

    (推薦者:行政政策学類 新村 繁文先生)

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著者プロフィール

1934年生まれ。1957年中央大学法学部卒業。1964年明治大学大学院博士課程修了。1963~64年カリフォルニア大学犯罪学部留学、大学院在学中より法務省法務総合研究所研究官補(1962~67年)を経て明治大学法学部教授(2004年定年退職)。
現在 弁護士、明治大学名誉教授、法学博士(明治大学)。
[主要著書]
『犯罪学』(成文堂、1971年、現在八訂版)、『アジアの非行少年』(勁草書房、1985年)、『刑事政策の問題状況』(勁草書房、1990年)、『死刑廃止を考える』(岩波書店、1990年)、『死刑〈新版〉――その虚構と不条理』(明石書店、1999年)、『死刑廃止に向けて――代替刑の提唱』(明石書店、2005年)、『刑務所改革』(日本評論社、2007年、編著)、『社会のなかの刑事司法と犯罪者』(日本評論社、2007年、編著)、『死刑制度──廃止のための取り組み』(監訳、ピーター・ホジキンソン、ウィリアム・A.シャバス編、明石書店、2009年)、『日本の刑務所』(岩波新書、2010年、アンコール復刊)、『刑事司法――逮捕・裁判・服役そして社会復帰』(勁草書房、2011年)、『概説 少年法』(明石書店、2013年)、『受刑者の法的権利』(三省堂、2016年、改訂版)等。

「2016年 『Q&A 日本と世界の死刑問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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