コーカサスを知るための60章 エリア・スタディーズ

  • 明石書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750323015

作品紹介・あらすじ

神秘に包まれる古代,大国に翻弄された近代,混乱する現代政治。紛争の火種ともなった多様な民族,魅力あふれる文化,そして黒海などスポーツ選手をはじめとする日本とのつながりを紹介する日本で初めてのコーカサス地域の概説入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    黒海とカスピ海に挟まる地域、コーカサス(ロシア語風だとカフカス)。国で言うと主にジョージア・アルメニア・アゼルバイジャンだ。そんなコーカサス地域を知れる1冊。
    国は3カ国と記したが、実際はそんな単純じゃない。最初の章から、◯◯人と△△人が~地域に住んでいて…が無数に出てきて、もう分からない、混乱する。よくアメリカあたりを人種のるつぼなんて呼んだりするが、いやいや、こっちの方が凄い複雑だ。
    無論、歴史も入り乱れるし、今現在もキリスト教やイスラム教が入り乱れ、まぁ当然政情は安定しないわな。

    流して読んだが、やはり「複雑だ」という印象が強く残った。

  • 「ナゴルノ・カラバフ」をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンとの軍事衝突が現在進行形で激化する中、コーカサスという地域が経験してきた歴史的な出来事や文化、社会の有様について学んでみませんか。ロシア、トルコ、イランといった大国のはざまにある地域の諸相を、テーマ別でコンパクトにまとめあげた一冊。【中央館3F:図書 388.297//Ki63】【OPAC: https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA76400735

  • アルメニアは資源もないため、欧米諸国から遠い目だそうだ。
    来年コーカサスに行くための準備。

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著者プロフィール

1947年生まれ。東北大学大学院国際文化研究科教授。東洋史専攻。
【主な論文・著書】
『世界の歴史9 大モンゴルの時代』(共著)、中央公論社、1997年。
「カフカースの民族」岡崎正孝編『中東世界──国際政治と民族問題』、世界思想社、1992年。
『ザカフカースの民族問題と歴史記述』弘前大学、1998年。

「2006年 『コーカサスを知るための60章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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