「女性をつくりかえる」という思想 (明石ライブラリー132) (明石ライブラリー 132)

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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750330150

作品紹介・あらすじ

19、20世紀の中東で、女性はどのように変化したのか。伝統と近代を対立的に区分すること、近代性と女性のエンパワーメントを安易に同一視することに異議を唱え、西洋との関わりの中で独自の近代性が形づくられる様を考察する。

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00162020

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    はじめに フェミニスト的望みとポストコロニアル的状況
    第1部 一九世紀―フェミニズムの始まりの書き直し(一九世紀エジプトにおける女性・医学・権力;アーイシャ・タイムールの涙―一九世紀エジプトについての近代主義的言説とフェミニスト言説の批評)
    第2部 一九世紀末葉から二〇世紀初頭にかけて―母・妻・市民(教養ある主婦をつくり出す―イランにおける取り組み;教育を受けた母、構造化された遊び―一九世紀末から二〇世紀初頭のエジプトにおける育児;エジプトにおけるジャンヌ・ダルクの様々な生)
    第3部 二〇世紀後期―イスラーム主義・近代化論・フェミニズムの多様性(フェミニストから逃れ、近代性の打倒をはかる?―二〇世紀イランにおける変化;エジプトにおけるフェミニズムとイスラーム主義の蜜月―ポストコロニアルな文化ポリティクスとしての選択的拒絶)
    結び トルコの女性と近代性をめぐる、厄介な問題

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    [ 参考となる書評 ]

  • 従来のエスノグラフィーの方法論を批判し、90年代から人類学の新境地を切り開いてきたアブー・ルゴトの集大成であり、本邦初の翻訳でもある待望の書。

    【配架場所】 図書館1F 367.227/ABU

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