歴史の周辺にて「サバルタンノート」 (グラムシ『獄中ノート』著作集VII)
- 明石書店 (2011年5月25日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750333823
作品紹介・あらすじ
民衆の支持を得ながらもファシズムの時代に獄中にとらわれたグラムシは、新しい社会を準備するために膨大なノートを残した。階級・制度の枠からこぼれる貧しく抑圧された民が、歴史・社会にどう向き合うか。現代思想に圧倒的な影響を及ぼす幻の著作、本邦初の全訳。
感想・レビュー・書評
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【私達はこんな本を待っていた】
ありがとう明石書店さん\(^-^)/
獄中からの手紙を別にすれば、何かととっつきにくいグラムシ、そのノート群ですが。それが、こんなにも明解で楽しいものに変身するだなんて正直想像もしなかった。
本文に附した注という形でもって
①字義の説明
②関連事項
③解釈
がなされてるので、本文から離れなくってもいいのだ。イタリヤ史なんて全然知らなくっても読めちゃうのだ。装訂だって美しいのだのだ。 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。
通常の配架場所は、3階 請求記号309.337/G76
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