「地震予知」にだまされるな! 地震発生確率の怪

著者 :
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750336961

作品紹介・あらすじ

3.11超巨大地震の記憶も生々しい2012年1月、新聞各紙は競って「今後4年以内の首都圏直下型地震の発生確率70%」と報じた。しかし、この試算には重大な誤りがあった。本書は、いわゆる「地震発生確率」に潜む問題点を、確率の専門の立場から暴く。

感想・レビュー・書評

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  • 統計のとりかたによって、出てくる数字は違うということ。

  • 「地震予知」ができると考えるほうが怪しい。著者の確率の定義はある一面だけを捉えたものであり,これが唯一の定義ではない。広辞苑の定義の方がまだましだろう。

    この出版社からの本は怪しいものが多い。ブログをそのまま本にしたようなものもある。

    2012/12/01図書館から借用;12/24から読み始め

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著者プロフィール

中央大学名誉教授。
1942年、長野県生まれ。
京都大学理学部数学科卒業、東京教育大学大学院研究科修士課程修了。
1980年から中央大学経済学部の教授を務め、2013年退官。
前・数学教育協議会会長。
専門は、確率論、数学教育。
著書に『数とは何か?』(ベレ出版)、『デタラメにひそむ確率法則――地震発生確率87%の意味するもの』(岩波書店)など多数。

「2020年 『基礎から発展まで 三角関数』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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