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- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750347578
作品紹介・あらすじ
スペイン・カタルーニャ自治州の独立を問う住民投票から1年。混迷が続く独立問題に出口はあるのか。カタルーニャ人作家メンドサが、カタルーニャの歴史とアイデンティティの成り立ちに騒動の背景を探り、排外主義が拡がる祖国、そして世界に警鐘を鳴らすエッセイ。
感想・レビュー・書評
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2017年のカタルーニャ独立住民投票をめぐる問題について、現地の知識人である著者が、独立運動の不寛容さに対する危惧を表明している。スペインの中央政府・経済界とバルセロナのブルジョワ・知識人との関係、あるいはコスモポリタン的なバルセロナと保守的な農村の関係などに触れつつ、現在のカタルーニャが抱える問題は、独立することで解決できるような単純なものではないことを説いている。訳文が直訳調で読みにくいのが残念。
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東2法経図・6F開架:302.36A/Me45k//K
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