フランス人とは何か――国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (567ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750347998

作品紹介・あらすじ

国籍とは何か? 生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、“危機の時代”におけるユダヤ人の国籍-奪、女性・植民地出身者に対する差別や不平等について緻密に検証。膨大な史料を渉猟し、フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、平等・包摂の現代にいたる道程を実証的見地から描き出した圧巻の書。

感想・レビュー・書評

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  • ・血統主義(父系)から生地主義へ。第1次世界対戦以降、移民に対し帰化またはフランス人との結婚により国籍取得へ。(人口減少に伴う人口政策としての対策)

  • 東2法経図・6F開架:329.9A/W55f//K

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著者プロフィール

1956年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS) 研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第1大学]20世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年)委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会 (スタジ委員会)委員(2003年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年)などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年)などを受賞し、英語版も刊行されている。本書のほか、La France et ses etrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 a nos jours (Calmann-Levy, 1991), Le sens de la Republique, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015)などの著書がある。

「2019年 『フランス人とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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