移民が導く日本の未来――ポストコロナと人口激減時代の処方箋

著者 :
  • 明石書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750350660

作品紹介・あらすじ

政策転換に至った政治の舞台裏を明らかにするとともに、中長期の視点から移民受入れの未来予測を成功例のストーリーとして示す一方、人口減少が激化しレジリエンスが低下するポストコロナ時代こそ本格的な移民政策へ移行する好機との視点から日本の方途を示す。

感想・レビュー・書評

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  • 単純に移民を増やせば解決するというのではなく、私たちがこれから到来する人口急減の姿を直視し、どのような国にしたいかを目を背けずに考えていかねばならないと思います。
    今の日本に暮らす外国ルーツの人々の状況も知り、勉強になりました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745432

  • 【琉球大学附属図書館OPACリンク】
    https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC01987273

  • ・「やさしい日本語」という共通言語(59)
    ・移民政策の4本柱(111)
    ①入国方針の決定:どこの国から何人、どのような人を受入れるか
    ②受入れたあとの外国人に対してどのような処遇をするか、対応をとるか:統合政策(語学学習を柱とする)の徹底が移民問題を解決するカギ
    ③日本人の意識の問題
    ④ビジョン:外国人が増加するなかで、日本は最終的にどのような国を目指すのか。最終的には日本のアイデンティティのあり方について、歴史学者や哲学者を含む議論が必要。大陸から文化を積極的に受入れ、それによって発展してきた国柄

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00607137

    政策転換に至った政治の舞台裏を明らかにするとともに、中長期の視点から移民受入れの未来予測を成功例のストーリーとして示す一方、人口減少が激化しレジリエンスが低下するポストコロナ時代こそ本格的な移民政策へ移行する好機との視点から日本の方途を示す。
    (出版社HPより)

  • 東2法経図・6F開架:334.4A/Me49i//K

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著者プロフィール

(公財)日本国際交流センター 執行理事
兵庫県庁で10年間の勤務後1988年より日本国際交流センターに勤務。多文化共生、移民政策、草の根の国際交流研究、日独フォーラム、アジアコミュニティトラスト、フィランソロピー活動など多様な事業に携わる。2003年よりチーフ・プログラム・オフィサー、2012年より執行理事。現在、文化庁文化審議会日本語教育小委員会委員。総務大臣賞自治体国際交流表彰選考委員、内閣官房地域魅力創造有識者会議委員、新宿区多文化共生まちづくり会議会長、第一回国際交流・協力実践者全国会議委員長、慶應義塾大学等の非常勤講師等を歴任。著書に『人口亡国――移民で生まれ変わるニッポン』(朝日新書、2023)、『移民がひらく日本の未来』(明石書店、2020)、監訳書に『スモールマート革命』(朝日書店、2013年)、編著書に『国際交流・協力活動入門講座Ⅰ~Ⅳ』(明石書店)、英文共著書にAsia on the Move(日本国際交流センター、2015年)等がある。慶應義塾大学法学部卒。米国エバグリーン州立大学公共政策大学院修士。

「2024年 『自治体がひらく日本の移民政策【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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