泥の菩薩【増補新版】―― 仏教NGOの開拓者、有馬実成

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750356266

作品紹介・あらすじ

蓮の花を咲かせる泥になりたい――
日本を代表するNGO「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の創設者、有馬実成――。若いころから民衆と共に歩む宗教家を志し、差別や貧困に向き合い、つねに弱き人々の味方となった人である。地域に根ざした文化活動、在日韓国・朝鮮人の遺骨返還運動に始まり、1980年からはインドシナ難民支援、アジアの教育・文化支援に取り組んだ。その道のりは<けものみち>を切り拓く日本NGOの開拓者の姿に他ならなかった。鎌倉時代の叡尊や忍性の影響を受け、教団仏教の枠を超えた新しい仏教のかたちを示した僧侶、有馬実成の生涯を描く。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1950年、宮城県生まれ。駒澤大学大学院修士課程仏教学専攻修了。高校教員などを経て、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会スタッフへ。現在、同会専門アドバイザー。曹洞宗総合研究センター講師。有馬実成に共鳴し、仏教精神に根ざした社会貢献活動(仏教ボランティア)を探究している。
著書に『慈悲のかたち』(佼成出版社、2017)。編著に『仏教の底力』(明石書店、2020)などがある。有馬実成の遺稿集『地球寂静』(アカデミア出版会、2003)、シャンティの東日本大震災被災地支援の活動記録誌『試練と希望』(明石書店、2017)の編集も担当。

「2023年 『泥の菩薩【増補新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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