1年365日、プーアール三昧―おいしくて体にいい魔法のお茶

著者 :
  • 亜紀書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750509198

感想・レビュー・書評

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  •  我が家付近にも中国茶で集まれるような、中国茶談義をずっとしていられるようや場所があればいいのにと心から思った。
     プーアール茶のことだけではなく、中国茶の基礎から書いてあったので分かりやすかった。

    ♦︎♦︎印象に残った文章♦︎♦︎
    p100
    葉氏の言葉
    「日本の茶道は素晴らしい。しかし形式にこだわりすぎて、おいしいお茶を楽しく飲むということがないがしろにされているように思う。中国の茶人はお茶にこだわる。しかし、相手に対して丁寧ではない。両方のよいところを一緒にしたら一番よいと思う」

    ♦︎♦︎メモ♦︎♦︎
    生茶と熟茶の違い
    生茶
    ・円盤形の七子餅茶、丸い沱茶(tuocha)、きのこのような形の緊茶、長方形の磚茶(zhuancha)の形で作られている。
    ・陳化(熟成)に20年は必要なため、陳化に適した環境で長期保存しなければならない。陳化した飲み頃のプーアール茶は値段が高い。そのため生茶の愛好家は生産されて1〜2年くらいの生餅を買って保存する

    熟茶
    ・3年〜5年ものであれば、それほど違和感なく飲める。
    ・まろやかさと甘味が特徴。
    ・水の色は赤く、一回分で何煎も出せる。

著者プロフィール

成城大学国文科卒業後、(財)日本近代文学館に勤務。1988年に古美術品を扱うショップ「アンティーク・アートいのうえ」を設立、経営に携わりながら雑誌連載など多数。1999年、中国茶カフェ「茶壺天堂」を開店、中国茶のコーディネーターとして、デパートの展覧会などの企画に参画する。

「2009年 『1年365日、プーアール三昧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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