- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751518304
感想・レビュー・書評
-
表紙は【ゆうびんやさん】
裏表紙は【サント・マリーの小舟】
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853年3月30日オランダ)
【収穫】
【デージーとアネモネ】
【フィンセントのアルルの寝室】
【ゴーギャンのひじかけいす】
【アルジェリア歩兵】
【花咲くナシの木】
【ラングロア橋のたもとで洗濯する女たち(アルルのはね橋)】
【子守唄(ルーラン夫人)】
【銅の花びんのオニユリ】
【静物(青いてぶくろとオレンジとレモン)】
【星月夜】
【医師ガシェの肖像】詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アーネスト・ラボフ作、みつじまちこ訳『ゴッホ(はじめてであう絵画の本;10)』(あすなろ書房)
1995.4発行
2020.1.18読了
ゴッホは1853年オランダ生まれ。おじさんのギャラリーで絵を売る仕事をしているときに、英語やフランス語も話せるようになった。27歳のときに画家になる決心をして、37歳でこの世を去るまで、実に1700枚以上の絵を描いた。ゴッホといえば、やはり「星月夜」がまず頭に思い浮かぶ。思い切った輪郭線に、豊かな色彩。原色を塗り重ねて表現された独特の世界観。空高く燃え上がる糸杉の律動。ぐるぐると渦を巻いてうねる夜空。月暈をまとう三日月。圧倒的な自然の下で寝静まる街並み。色の魔法つかいとは、言い得て妙だ。
ゴッホが弟にあてた手紙にこんなものがある。「愛することはすばらしい。愛することは、人間のつよさをためされることでもあります。人はだれでも、たくさん愛し、たくさん愛を表現することができる。そして、たくさん愛を手に入れることができる。愛があれば、なにごともうまくいくのです。」
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000002449701 -
2021年初読書。といっても、子供向けの画家入門本です。ゴッホは荒削りで、彼の闇の部分が絵に出てると思ってたけど、当然だけど生きていく上でとても幸せな時代もあればどん底の時代もあり、その時々の絵が色合いや感触など微妙に違っていることがよくわかり、とても勉強になった。
個人的には太宰治とゴッホがものすごく被る(笑)育ちと色恋ネタの有無が違ってるけどね。生きづらいという感覚は幸い私にはまだ感じたことのない感情なので、逆に興味をそそられる。