みんなうまれる

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 86
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752006848

作品紹介・あらすじ

太陽がほほえむと、芽がうまれ、虫もうまれ、色がうまれ…そして、ぼくもうまれた。やがて夕方になり、太陽がまぶたをとじると、星たちがうまれる。太陽が見守る中で、すべてのものがうまれていく-すべてのものにある"うまれる瞬間"を、美しく描く絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 黄色を多用してる絵本が好き。
    言葉は少ないのに少し難解かな、言葉もだけどストーリーも。

  • 「おはよう//まどからは きの おくに ひそむ ひかりが/きらきらと うまれ こちらを のぞいている//とりは せわしく うたを うみ/ねこは まどろみ しぐさを うむ//にぎやかな おとも やさしい おとも/うまれては きえて おどっては きえる//つねに ぬくもりが うまれては つつみこんでくれる」

  • ★★★★☆
    太陽が生まれ、虫が生まれ、色が生まれ、音が生まれ・・。
    美しい色とことばが飛び込んでくる、あたたかな絵本。
    表紙とタイトルから想像するより、だいたんでおおらかな作品です。
    (まっきー)

  • 命賛歌絵本。
    のびのびとした絵と文章が素晴らしいです。
    命の誕生は、こんなにも周りを幸せにしてくれるのですね。

  • いろいろなものが生まれる。
    太陽によって光、緑、虫、色が生まれる。
    鳥も、赤ちゃんも喜びも生まれる。
    人々の生活からは空気、音は生まれる。
    夕方になって太陽が沈むと星が生まれ、夜が生まれる。

    色々なものが関係しあって色々なものが生じている。
    当たり前のことだけれど、改めて言われるとそうだったな、と頷ける。

    黄色い太陽の光がやさしい。
    絵は抽象的。

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著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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