だれかさん

著者 :
  • アリス館
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本棚登録 : 76
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752007166

作品紹介・あらすじ

今森光彦×内田麟太郎。ねことねずみの愉快な友情。

感想・レビュー・書評

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  • 今森光彦さんの切り絵と、内田麟太郎さんの文章コラボが素晴らしい絵本。色合いといい文章のリズムといい、読んでいてほっこり楽しくなる絵本でした。こういうの、いいな(*^_^*)

  • シンプルで表情豊かな切り絵と歌うようなリズムのお話,敵対しがちなネコとネズミの関係がほっこりしています.

  • 黒い紙ベースの切り絵で表現されている絵本。起承転結に合わせて、背景ページの用紙の色が変わっていくのも素敵です。
    短いお話しですが、内田麟太郎さんのリズムが楽しく
    次のページを早くめくりたくなります。

  • 内田麟太郎さんのユーモラスな文と、今森光彦さんのネコとネズミの切り絵が魅力の絵本。ラストで「ねこ くびをながくして まっている だ・れ・か・さ・ん」で気持ちが伝わってくる。ホッコリ。タイトルがズバリ決まっている!

  • 内田麟太郎さんが文章なのかー、と手に取って「ぐはーっっ! こらアカン奴や!」てなった。

    切り絵のネコはつややかな毛並みとふてぶてしいとも思える表情で、紙をくり抜かれたコなの? ついページに触れてみたくなる。

    次に登場するのはネズミなのだが、まるでトムとジェリーなのだ、このふたり。ほのぼのすること請け合い。切り絵って雰囲気あっていいですわ。

  • ねこが昼寝を始めると、ねずみが寄って来て昼寝を始めた。
    ねこはねずみが早く起きてどこかに行かないかなと思うけれど、ねずみもねこが起きないのかなと思っていた。
    しばらくして、お互いに相手は怖くないのかも、ということに気が付き、一緒に歌って遊ぶ。
    ねこはねずみと遊びながらもだれかさんを待っているのだった。

    なかよし猫とねずみ。
    ねことねずみの歌のリズムがいい。

    猫はだれかさん=飼い主を待っている。
    のはいいけれど、ねことねずみが仲良し、だけじゃ駄目だったのかな。
    最後の誰かさんを待っているというのはちょっと切ない。

    切り絵がシンプル。

  • ねこはねずみを追いかけて食べるものって思っていませんか?この絵本では、なんとねことねずみの素敵な関係を、内田麟太郎さんの洒脱な言葉遊びと、今森光彦さんの切り絵で表現しています。その言葉のリズミカルで面白いこと!そして切り絵のお洒落なこと!各ページの背景の色と共に楽しんでほしいと思います。子どもたちもそのリズミカルな言葉に聞き入ることでしょう。

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著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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