本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784752010104
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
戦後の動物と飼育員のお話。中学年から。
-
戦争で、日本の動物園の動物たちが殺されてしまった。それで、栗林動物園の香川さんが、モンバサから神戸まで、船で動物を運ぶことにした。その船に乗り合わせたぼくと山本さんが、お手伝いをするお話だった。
キリンのまつげが長いとか、カバがよくご飯を食べるとか、そういう動物の話がとてもかわいかった。
一番印象に残ったのが、ダチョウが逃げ出してしまったところ。日本まであと少しというところで大事件が起こったから、大変だなと思った。
でも、ぼくも、同じようなことがあったら、大変でもお手伝いしたい。(小5) -
戦後、空っぽになってしまった動物園にアフリカから船で動物を送る。慣れない船の旅で死ぬ動物、船酔いで弱る動物、それでも徐々に人に慣れてリラックスした姿を見せてくれる動物たち。最後にうららかな日差しの中で動物たちが餌を食む音を聞きながら「平和や幸せを音にするとしたら、きっとこういう音なんだろうなあ」という文章が忘れられない。動物園で動物を見られる、ということは平和ってことなんだね。
-
戦後、からっぽになった日本の動物園にアフリカから動物を運ぶ。動物たちと大学生の青年の記録。
全7件中 1 - 7件を表示