バスが来ましたよ

  • アリス館
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752010135

感想・レビュー・書評

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  • 2022

    目の不自由な男性が仕事へ向かうバス停で
    「バスが来ましたよ」との声
    さきちゃんは、彼にバスが来たことを告げただけでなく
    席をゆずってもらうように声かけ、降りてからも
    横断歩道までみちびいた

    そんなさきちゃんとの時間は
    彼のしあわせな習慣に

    さきちゃんが卒業すると
    妹のみなちゃんが
    そしてそのともだちへと受け継がれていった


    10分

  • 心が温かくなるお話。
    実話を元にしています。親切はいろいろな人に受け継がれていったり広がっていくものなんですね。
    私も、そんな人でありたいです。

  • N049

  • 「全盲になった男性が、小学生に助けられながら続けた、バス通勤。「バスが来ましたよ」その声はやがて、次々と受け継がれ…。小さなひとこと、小さな手。でも、それは多くの人の心を突き動かした。小さな親切のリレーの物語。」

  • 目の見えない人がバスに乗るのを手伝ってくれた小学生たちの物語。
    10年以上、いろんな子供たちがバスに乗るのを手伝ってくれる。

    ほっこりするいい話。

    小学生が来なかった日の理由がなかったけど、周囲に声が聞こえない=他の小学生たちも休み。という事が分かるので、創立記念日か運動会の振り替え休日かなにかで来なかったのかなと思う。

    テレビでもこのお話は見たことがあるけど、いいなと思う。



    ただ、この絵本を使って他の子たちもこういう事をしろと言う強制にならないようにはしてほしいかなと思う。(うちの親がそういう、他の子を褒めてお前もやれというタイプだったから)
    自主的にやるのと強制でやるのは別だし、基本的には『大人が大人の手助けをする』のも忘れないようにしたい。……私、大人。頑張って小学生を見習う。

    ホンワカした絵も素敵。満足な一冊。

  • 8分
    3年生の女の子が始めた親切が、15年もの間次々に受け継がれていく。
    泣いてしまいそうできっと読めないなあ

  • なんて心温まるお話。ぜひ読み聞かせで読みたい。

  • 若い時の病気で目が見えなくなったわたし。
    それでも仕事を続けようと、白杖を使って少しずつ外に出る練習を始めました。
    バスに乗って仕事場へ向かいます。毎日、乗り降りをきちんとできるか不安でいっぱいでした。
    そんなある朝、バスを待っていると小さな可愛い声が聞こえてきました。
    「バスが来ましたよ」


    ある記事をもとに描かれた、実際にあったお話。

  • いいお話です。
    実話というのが、なお、心打たれます

  • 読了

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著者プロフィール

本名・木村美幸
作家、編集者、絵本コーディネーター。(一社)チャイルドロアクリエイト代表理事。
JPIC読書アドバイザー、絵本学会会員、絵本カタリスト。児童書出版社の編集部長、企画開発本部長、取締役を経て現在はフリーランス。著書に『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴社)、『バスが来ましたよ』(松本春野絵、アリス館)、共著に『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)。

「2022年 『にじいろのペンダント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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