アマガエルのうた

著者 :
  • アリス館
3.20
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784752010708

作品紹介・あらすじ

アマガエルが歌うと雨がふります。どこかにこの歌が必要なひとはいるのかな?
そうしてアマガエルは旅にでます。
川をくだって、海に着くと、そこで会ったのは……。
自分探しの旅に出たカエルは、自分を必要とする場所へ行けるのでしょうか。子供から大人まで楽しめる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 雨は確かに天気的には暗い感じもするけれど、とても大切な物だなと感じさせられるストーリー。登場する動物たちの表情が良くて絵も見応えがあると思います。

  • 楽譜欲しいな。あっても読めないけど、どんな音程で歌っているのかしりたい。
    このちょっと悲しげで、でも悲しいだけではないような。
    そこにくじらさんが加わって、明るく終わりを迎える。
    すべてが1曲に収まるのかもしれないな。

  • 谷口智則さんの絵本が大好き。ダークなトーンで絵が魅力的なだけじゃなく、ストーリーもとっても可愛くて、優しい。だけど、歌の部分が多いこの作品は読むには難易度高め。読むたびに、歌の雰囲気も変わるところもちょっと楽しみながら読みました。

  • 母の好きな谷口さん。こどもにはそこまではまらず。

  • 自分を必要としてくれる人は必ず何処かにいる。
    いや、案外近くにいるかも。

  • 仲間から何の役にも立たないと言われても、どこかに「ぼくのうたが ひつようなひとが いるかもしれない」と旅に出るアマガエル。
    でも、同じように歌を唄う虫たちや鳥たちにも理解してもらえない前半は気持ち的に苦しい場面が続く。自分のやっていることをけなされたり否定されて誰にもわかってもらえない悲しみは辛いなぁ…。
    アマガエルくんがクジラに出会って元気が出たように、たった一人でも自分を理解してくれる人がいれば涙をきれいな虹に変えていける。7歳の息子に伝わっているといいな。
    心を潤してくれる優しい雨と歌だった。

  • 《本屋》【再読】アマガエルくんの歌が必要な方もいます。歌ってください。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。 20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。 絵本『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビュー後、フランスの出版社Le petit lezard社より絵本『CACHE CACHE』をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心がけ、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人びとに想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。おもな絵本に『100にんのサンタクロース』『おおきいサンタとちいさいサンタ』『サルくんとバナナのゆうえんち』『まじょのルマニオさん』『サルくんとお月さま』『ブルドッグたんていときえたほし』『せかいいちながいゾウさんのおはな』『だれかのプレゼント』(以上文溪堂)などがある。

「2022年 『TOMONORI TANIGUCHI 絵本カレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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