虐待・いじめ・不登校の交流分析―親子と教師に役立つ心理学

著者 :
  • 岩崎学術出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753311750

作品紹介・あらすじ

社会問題となって久しい, 虐待・いじめ・不登校の問題。これらはすなわち,個人間のコミュニケーションの問題である。交流分析は,親―子ども,教師―生徒,子ども―子どものコミュニケーションにおけるメカニズムを明らかにし,課題を解決するための方法を明確に教えてくれるものである。本書は,本邦屈指の交流分析専門家であり心療内科医でもある筆者が,数多くの臨床経験に基づいて,交流分析の視点から具体的な虐待・いじめ・不登校のケースを,防止から支援まで解説。交流分析の基本を学びながら,具体的な課題への応用を身に着けることができ,また,背景にある現代社会のコミュニケーション問題も知ることができる。

感想・レビュー・書評

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  • 自分自身の「インパス」について知りたくて読んでみた。専門用語も多いけど、義務教育体験者なら学校で見てきた身近な話ばかり。退行欲求が優位の私でも成長欲求を刺激される。一般人にも分かるよう書かれていて、間口の広さと深さがすごい本だと思いました。

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著者プロフィール

神奈川大学保健管理センター長,医学博士。1981年東北大学医学部卒業後,日本大学医学部心療内科に入局。横浜労災病院心療内科部長などを歴任した後,2012年より現職。桂戴作・深澤道子先生から交流分析の研修を受けて日本交流分析学会に入会し,2014年より理事長を務める。日本自律訓練学会理事,日本心療内科学会副理事長,日本心身医学会理事。
著書 『心療内科の時代』(筑摩書房 2002年),編著に『現代のエスプリ506号 交流分析の新たな展開』(ぎょうせい 2009年),訳書(共訳)に『エリック・バーンの交流分析』(チーム医療 2016年),『エリック・バーン 人生脚本のすべて』(星和書店 2018年)などがある。

「2021年 『虐待・いじめ・不登校の交流分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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