改訂 ロールシャッハ法と精神分析―継起分析入門

著者 :
  • 岩崎学術出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784753399017

感想・レビュー・書評

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  • ほぼ片口法だが、『精神力動論』よりも格段にわかりやすい。ことさら日常語で書かれているわけでもないのだが、どうして馬場先生の本はこんなにわかりやすいのだろうか、と感心する。

    一通りスコアリングをマスターした人向け。継起分析はロールシャッハ法の醍醐味であり、楽しい。これまで悪戦苦闘してスコアリングをマスターしてきた苦労が報われる。

  • 継起分析の基礎がわかりやすく解説されている。図版の特徴をつかめないと、Inqも上手くならない。

  • ロールシャッハの所見を書く時に、「もうちょっと突っ込んだ話がしたい!」と思ってもなかなかうまく書けないときに役立つ本です。やっぱり馬場先生は天才だよ…。
    初学の方も読むといいと思います!使いこなせるかは別として!

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著者プロフィール

慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了。
東京都立大学人文科学部教授、放送大学教授、山梨英和大学人間文化研究科臨床心理学教授などを経て、現在、中野臨床心理研究室。
医学博士、臨床心理士。

ロールシャッハ法に関する著書に、次のようなものがある。
『精神力動論――ロールシャッハ解釈と自我心理学の統合』(小此木啓吾との共著)医学書院, 1972年〔新版:金子書房, 1989年〕
『境界例――ロールシャッハテストと精神療法』岩崎学術出版社, 1983年
『ロールシャッハ法と精神分析――継起分析入門』岩崎学術出版社, 1995年〔改訂版:1999年〕
『心理療法と心理検査』日本評論社, 1997年
『力動的心理査定――ロールシャッハ法の継起分析を中心に』(編著)岩崎学術出版社, 2017年

「2020年 『ロールシャッハ法による精神病現象の査定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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