三〇億の倒錯者: ルシェルシュ十二号より

著者 :
  • インパクト出版会
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784755400278

作品紹介・あらすじ

1973年4月、フランス官憲は「ルシェルシュ誌12号-30億の倒錯者・同性愛大百科」を押収、発行人ガタリは裁判にかけられた。フーコー、ドゥルーズ、ジュネ、サルトルらが名を連ねていた同書のこの押収事件は一大社会問題化する。本書は同誌からフランスのゲイ解放運動をふりかえる「尻に憑かれし者たち」と裁判資料等を訳出。いまセクシュアリティを問い返すために必読の書。

著者プロフィール

市田良彦: 1957年生まれ。神戸大学名誉教授。著書に、『ルイ・アルチュセール──行方不明者の哲学』(岩波新書)、『存在論的政治──反乱・主体化・階級闘争』(航思社)、『革命論──マルチチュードの政治哲学序説』『アルチュセール ある連結の哲学』『闘争の思考』(以上,平凡社)、『ランシエール新〈音楽の哲学〉』(白水社)など。訳書に、ルイ・アルチュセール『終わりなき不安夢──夢話 1941─1967(附:二人で行われた一つの殺人)』(書肆心水)、『哲学においてマルクス主義者であること』(航思社)、『政治と歴史──エコール・ノルマル講義 1955─1972』(共訳,平凡社)、『アルチュセール哲学・政治著作集』全2巻(共訳、藤原書店)など。

「2023年 『The Last One〈Poésies : Les Rallizes Dénudés〉裸のラリーズ詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市田良彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×