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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756150752
感想・レビュー・書評
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何年か前に現役を引退したオーボエ奏者が著者。今は指揮者かな。
疾風怒濤(シュトュルム・ウント・ドラング)か。確かに宮本文昭さんの情熱が感じられる本だ。まずは、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、マーラー、ブラームス、バッハ、シューベルトの楽しみ方を、自分の若い時の体験を振り返って、くだけた言葉で書いている。それぞれ3~4曲を取り上げて、オーボエの聴き所を中心に解説しているが、オーケストラ曲ではオーボエが活躍することが多いようだ。オーボエって表情豊かなんだよね。
あとは、リムスキー・コルサコフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、シューマン、ハイドン、ショスタコーヴィチ、ブルックナー、ビゼー、プッチーニ、ワーグナー、リヒャルト・ストラウスの1曲ずつを取り上げている。実際に著者本人が演奏しているので、文章に説得力があるよなあ。それぞれの曲を、オーボエに注目して、もう一度聞いてみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元オーボエ奏者の語るクラシック曲の印象。能天気そうな印象を受ける。
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クラシックを聴くのは好きです。でも交響曲の名前が同じのがいっぱいあるとかカタカナが苦手とか、とにかく素養がない。
でも、この本は楽しい!「あの曲のことか!」がわかる。蘊蓄ばかりではなくて感情が文章にのっているから、かしら。
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