成功するキャラクターデザインの法則 (メッセージはキャラクターに託せ)

  • パイインターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756240149

感想・レビュー・書評

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  • 勉強したくてアマゾンで購入。成功する法則というのはあまりないが、あるとしたらその世界観とストーリーに答えがあるのかなと解釈しました。よく目にするキャラクターの生まれた背景は、へーと思わされる。

  • 東ハトのデザインのこころがけ。これ勉強。

  • 2011年の段階のキャラクターの話。ちゃんと作れば、キャラクターがちゃんと動き出してくれることがよくわかる。

  • キャラクターが生み出される過程と目的、展開方法が書かれている。
    これまでキャラクターというのは、商品をかわいらしく宣伝するためのツール、かわいいキャラクターの作り方に則って作られてると思っていたが、違っていた。

    東ハトのキャラメルコーンのパッケージが一覧で見れるページが特にお気に入り。
    店頭でも目立つし製作者の「記憶に残る」という目的がしっかり果たされている。
    ただかわいらしさを追求したのではなく、目的がはっきりしているからこそ今でも支持されている。
    そのとき生み出されたキャラクターから企業の目的・狙いを読み取るべくじっくり眺めてみようかな。

    生み出された過程はそれぞれ違っても、「消費者との距離感を縮め、商品の良さを伝える」という役割はどのキャラクターも一貫している。
    製作者側の予想を超えてグッズショップオープンに至ったりする経緯は、まるでキャラクターが本物の生き物のように思えてわくわくした。

    写真と文章のページが交互で少々読みづらかったこと、誤字が多かった点が残念だが、読み終わった後キャラクターを見る目が確実に変わった。

  • 誰でも1度は目にしたキャラクターの開発秘話が掲載されている。写真付きで非常に分かりやすい。偶然もあるが、どれだけしっかりとグランドデザインを最初に作れるかが一番のぽいんとだというところはどの業界にも通じることだと思う。

  • デザインて 薄い氷の上をそっと歩く感じに似ている。
    気を抜いて歩けば滑るし力を入れ過ぎれば世界観が壊れる。


    とりあえず全部読み終えて実感したのはキャラクターは
    ・個体では成り立たず世界観の作りこみが大切
    ・見るものにそれと分かりやすい形にする
    ・使いまわしのしやすい形にする
    ・あと案外さらっと描いた物に本音が入っている

    実感と言うか 改めて思ったこと。


    読むのに時間かけすぎてぼんやりとしか頭に残らなかった。

    注釈まで読みきれなかったのでまた今度借りて読む。

  • キャラクターとは? 広辞苑によると、1.性格、人格、2.小説・映画・演劇・漫画などの登場人物、その役柄。3.文字、記号。とのことです。

    本書は、成功したキャラクタービジネスを紹介し、当事者にインタビューを試みることで、成功の法則を解き明かそうという本です。
    ただ、あとがきに「キャラクター人気のとらえどころの無さ、ヒットを生む難しさと偶然性について多いに悩まされました。」と書いてあるように法則性を見いだすにはいたっていないようです。

    紹介された成功事例
    ・くまのがっこう
    ・どーもくん
    ・Suicaのペンギン
    ・Yonda?
    など。

  • 仕事でキャラクターについて勉強する際に購入した。
    どーもくんやくまのがっこうなど、
    キャラクタービジネスの成功事例、またそれらがどの様に誕生したか書かれている。

    極論、キャラクタービジネスに「勝ちの法則」はないというのが私の感想。。

  • ここ最近にヒットしたキャラクターの創作経緯とその後の展開をまとめた事例集。
    タイトルに「法則」、副題に「メッセージはキャラクターに託せ」とあるが、事例として出されている「ひこにゃん」や「どーもくん」にはメッセージ性なものは希薄だし、あとがきにも「キャラクター人気のとらえどころの無さ、ヒットを生む難しさと偶然性について多いに悩まされました」(p.251)と編集部も吐露しているほどに、法則と思われるものは多様だ。
    しかしながら、それをまとめて嘘の言葉と断言できないところに、何となくだが「キャラクター」というものの魅力がある。
    キャラクターデザインに法則はあるのではないか、メッセージはキャラクターに託すことで流通するのではないか。この事例を見ているとそんな希望と願望が湧いてくるように思う。

  • キャラクタの誕生秘話みたいなのやボツ案が載ってたり、半ページぐらいがビジュアルページで視覚的に楽しかったりと、単純に本として面白かったです。ハバネロのボツ案まじこわい。
    手塚プロの話は、なんだか感心した。これからの日本のキャラクタービジネスに役立てたい感。

    以下備忘録。

    手塚プロ
    ・米国式著作権ビジネス「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」→日本にあっているのか?
    ・「アボ・カリ」現地で変化することを許すべき→それによって受け入れられ広まりやすくなる
    ・「レプレザンテ方式」
    ・「一億総創作時代」国別世界一のブログ数。自分を表現したい人たちで溢れている国
    ・ブラックジャックがボーイズラブやっててごめん^^^^
    ・「Open Post」ライセンスフリーにして投稿求める。二次利用の促進。世代に合わせてセグメンテーション


    ・キャラグッズ展開←作家の思いを全て引き受ける覚悟
    ・フォルム、シルエットが独特。二値モノクロや少ないカラーで表せる。表情やカラー、衣装バリエーションがつけられる

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