ベロシティ思考-最高の成果を上げるためのクリエイティブ術-

  • パイインターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756242891

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りた本。

    ナイキの副社長とAKQAの社長の対談を基にかかれた本。

    この2人の対談では多くの名言があった。

    「新しいことはチャンスであり脅威ではない。」
    「課せられたタスクを厄介な問題ではなく、挑戦であると捉える。」
    「イノベーションを組織化する。」
    「画期的なアイデアを生み出すには、まったく異なる経験が必要、その為に従来の道から外れることを恐れるな。」
    「優れた企業に共通するのは、細部へのこだわりである。」
    「直感を瞬間思考と表す、これはあくまで思考であり論理的な行動である。」
    「ものごとが変化すればするほど、本質は変わらない。」


    このように多くの名言があった。
    起業する前にもう一度読んでおきたい本。

  • ナイキの副社長とAKQAの社長の対談。
    これからの未来のことを語っている。

    ベロシティとは、今の時代を生き抜くために必要な、方向性、速度、迅速性、規律といったものの考え方を示してくれる。

    仕事への取り組み方、ものづくりの姿勢、キャリアの考え方など、様々な観点を広げるにはいい本だと思った。

    KISSの法則は、航空機をつくるスカンワークのケリージョンソンが、壊れたところを修理するがバカみたいに簡単であれということが由来。

    ぬるま湯では人は育たないのであれば、今の会社が嫌いっていう人は、チャンスだということ。

    100のことを他の人よりうまくやれ。

    細部にこだわれ。人間も3億の遺伝子のうち、4つ欠けると深刻な問題が発生する。

    月桂冠の上で休むな。成功後、すぐに次の目標にとりかかること。

    途上国では、マーケティングの要素が欠けている。顧客に価値を正しく伝えることができたら、もっと売ることができる。また、広告は単に選択肢を増やすだけではなく、選択しやすいようにすることが大切。

    顔認証があれば、マラソンのゴール位置で選手のゴール時の写真を撮り、登録されたアドレスに送ることができる。

    プログラミングもアート、つまり表現。

    3D映画は、海賊版撲滅に一役買っている。

    公式理念とは、価値観であり、素早く決断を下すためのもの。

    上司はいざという時前に出て、躊躇なく私に任せろといい、責任を取らなくてはいけない。my aircraft.

    求められるのは、冬の真っ暗な朝でも喜んで起き、雨の中でもトレーニングする気迫を持ったアスリート性。

    自分の仕事に夢中になれなければ、あなたの顧客が夢中になることはない。

    変化とは、新しいエネルギーが入り込む余地を生み出す。常に理想を描き、今起きている現実に興味を持ち、ギャップを埋めるように、想像・創造することが大切。

  • これからの変化の多い時代について、学べたと共に、これからスピード感をもち、主体的に行動する必要性を感じた

  • ◎2000円
    ●ベロシティ(不確定でスピーディな新しい時代の概念や環境)
    ●ビジネスでは何が起こるかわからない。ビジョンを信じて、それを築き上げる為に最高の人材を集める必要がある。
    ●怠惰/字が読めない
    ●自分自身よりも大きな目標を持て
    ●好奇心に従う、若いハートは自由に動く

  • 読まないと、この速度は体感できない

  • 「スピード」と「つながり」が求められる「今」を明文化してくれる著書。AKQAの創設者とNIKEデジタルスポーツ担当副社長の対談形式。

    ササる言葉が多々。考え方・ロジック・本質・意識。今読むことができてよかった。

  • イノベーションという言葉とともに次々に現れる新興企業や起業家たち。果敢にマーケットに切り込む姿はまるでタビデとゴリアテのよう。
    本書では「Velocity」に次々に現れるアイデアや驚きに溢れた刺激的な世界という意味を持たせています。
    そんな変化とチャンスに満ちた世界で活躍するための、ダビデに贈るヒント集。
    1スピーディに進化せよ。胡座をかいたら終わりだ。
    2行動せよ。磨くのはそれからだ。
    3意味のある繋がりを作ろう。
    4言い訳を持ち込むな。
    5そこに人がいることを忘れずに。
    6決断を下す勇気をもて。
    7正しいことをしよう。心をこめて。

    面白かったのは、広告は、平凡な製品やサービスを作ってしまったことに対して支払う代償、という指摘。なんとも。

  • 本文中に「スポーツのパワーで人々にインスピレーションを与え、可能性を与えること、それが大きな差を生んでいるんだと思う」という件があるが、その言葉のとおり、私自身がこの本からインスピレーションと可能性を与えられたという感触を持った。
    この本の巻末には索引がある。この手の本は読んだ時は理解していても、そういえば、あの話この本に載っていたけど何ページだったかな~というのは良くある。その時この索引をつかえるというわけである。上記のような事を想定して作られているとするならば(私個人的にはそうであると信じてやまないが)、この書籍そのもの、そしてこれを積極的に読んでいる人にこそvelocityの世界へいざなっているのだと思う。

  • ベロシティ=機敏さ。思わず調べてしまいました。
    こちらもジャケ買い。
    でも良い閃きだったようで、大正解の買いもの!

    特に、広告業界へ転職した今の自分にとっては
    非常に勉強になる内容でした。
    まだ知識不足で理解できないところも多いので、再読へ。

  • 広告論というカテゴリを指定しているが、組織論•仕事への取り組み方など大きな枠組みで語られている名書ですね。

    •今日では、購入がゴールではなく、製品に触れてもらってからがスタートだと。その製品、ブランドをユーザーに体験させることで、さらに改善、改良をしていくというプロセスが必要。

    •ナイキは製品を出す場合にいつも「フィルター」をかけている
    1:アスリートがより良い結果を出すために役立つものなのか?
    2:新しいメンバーを100万人増やせるポテンシャルがあるか?
    3:二文以下で短く説明出来るか?
    4:自分も使いたいか?
    5:シンプルで、人間らしく、欠かせないものか?
    フィルターをかけることは足かせではなく、企画の発展に必要なものである。

    時代の変化を常にチャンスととらえ、今いる立ち位置•日常への疑問を常に持つ事が重要。
    常に変化を意識せよ。

    もっとモノごとを本質から見極める大切さが随所に書かれている。
    •アプリを作るのではなく、「調理器具」を作る
    •流行に乗るのではなく、解決したい問題は何か。

    この本からは、変化への対応•よいアイデアを出すために妥協するなということが端々から読み取れ、大変勉強になりました。

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