ファイナル・アンカル

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756246349

作品紹介・あらすじ

R級探偵ジョン・ディフール。彼は今何かを思い出そうとしながら、酸の海に向かってまっさかさまに落下している。ロボット警官の飛行艇に救助された彼は、突然ある名前を思い出す。ルス・デ・ガラ-それはかつて彼が愛した女性の名前だった。折しも世界はテクノが創り出したメカミュータントと肉食ウイルスによって消滅の危機に瀕していた。世界を救うためには真の愛を知る唯一の存在、ジョン・ディフールとルス・デ・ガラが再び結ばれなければならない。はたして彼はルスを見つけ出すことができるのか?ホドロフスキー&メビウス『アンカル』のその後を語った後日譚。メビウス自身が同一の原作に基づき作画を担当した幻の未完成作『アフター・アンカル』を併録!『アンカル』サーガ、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • ホセ・ラドロンの絵はメビウスに比べると大分リアルな絵で好きな人には堪らないと思う。
    話の流れ的にはアフターアンカルのほうが好き。ビフォアアンカルを読まずにアンカルの次にこちらを読んでしまったがやはり先に読んでおくべきだったかな。

  • うーむ。アンカルから広がる世界各々、カスタカやビフォア・アンカル、メタバロンの一族等が面白かった分、加えてファイナルと付いてる分ちょっと肩透かし…というのが正直な気持ちですかね。他のどの作品も初めの数ページからは想像がつかないお見事な情景情感の拡がりを見せてくれましたから、尚更今作は小さく纏まっているように思えます。とはいえ、しばし時間を置いてまた読み直す予定です。

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著者プロフィール

1929年、チリでロシア系ユダヤ人の子として生まれる。映画監督、映画プロデューサー、芸術家、劇作家、俳優、詩人、作家、音楽家、漫画作家、タロット研究家、サイコセラピスト。『エル・トポ』(1970)、『ホーリー・マウンテン』(1973)など前衛的作風の映画がカウンターカルチャーを代表する人々に絶賛され、カルトムービーの鬼才として名を馳せる。2013年には〈実現しなかった映画〉として知られる『DUNE』を題材とするドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が話題を集めた。タロット研究家、サイコセラピストとしての活動も長年おこなっており、フィリップ・カモワンとともに製作した〈カモワン・タロット〉によるリーディングセラピーで知られるほか、芸術によって魂を解放する独自のセラピー〈サイコマジック〉の取り組みをライフワークとしている。現在はパリを拠点に活動しており、自伝『リアリティのダンス』を原作とする映画2作『リアリティのダンス』(2013)『エンドレス・ポエトリー』(2016)に続く3作目、『エッセンシャル・ジャーニー』を2021年現在製作準備中である。

「2021年 『サイコマジック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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