夜汽車作品集 おとぎ古書店の幻想装画

著者 : 夜汽車

• パイインターナショナル (2019年10月10日発売)

作品紹介・あらすじ

イラストレーター・夜汽車が紡ぎ出す、美しい本の世界

イラストレーター・夜汽車が「時代と国を自由に行き来する装丁画家」に扮し、世界の名作童話や小説の装丁画を独自の視点で描く人気Web連載『おとぎ古書店の幻想装画』で発表された全24作品と本書描き下ろし作品を多数収録！さらに、本書初公開のオリジナルストーリー作品やサイレント漫画も掲載しています。奥深い物語と美麗な作品の数々に浸れるイラスト作品集です。

感想・レビュー・書評

[薔薇蟲子さんの感想 · 2020年4月6日]

童話の登場人物が美しく描かれていてスラスラ読めました。

[ハコさんの感想 · 2021年5月9日]

小学校低学年の頃に数週間ほど入院していた。同じ部屋にはひとつ年上の女の子がいて、彼女はよく絵を描いていた。私は彼女の描く白いドレスの女の子たちが大好きだった。レース、フリル、リボン、ティアラ。彼女がノートを開くたびに、心がときめいたのを覚えている。素敵なものを素敵だと思える時間は最高だ。この本はそんな気持ちを思い出させてくれる。

著者プロフィール

イラストレーター。少女を描くことと19世紀末の挿絵画家を好む。懐かしいような落ちついた雰囲気のイラストを目標に制作している。著書に『刺青』（谷崎潤一郎+夜汽車）、『夜長姫と耳男』（坂口安吾+夜汽車）、『おとぎ古書店の幻想装画』、『Illustration Making & Visual Book 夜汽車』がある。

「2022年 『人でなしの恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」