霊学の観点からの子どもの教育―講演+論文

  • イザラ書房
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本棚登録 : 34
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756500847

作品紹介・あらすじ

シュタイナー教育の基本文献を講演版とあわせて収録した初の完全版!
わかりやすい解説と詳細な註釈も付記され、シュタイナー教育を学ぶための最高の一冊です。
初めて学ぼうとする人だけでなく、かなり馴染んだ人にとっても重要な基本文献。

感想・レビュー・書評

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  • 私の兄弟みんなシュタイナー教育の幼稚園で育った。甥っ子も同じ幼稚園。
    今までで生きてきて、一番美しく、幸せだったのは、間違いなくシュタイナー教育の幼稚園に通っていたあの頃の自分。幼稚園の記憶がとても美しく、平和で、幸福であった。大人になったわたしがそう思うのは、シュタイナー教育のおかげなのだ。
    だから子どもができたらシュタイナー教育の幼稚園に通わせる。
    近々シュタイナー教育について勉強したい。

  • シュタイナーが一般の聴衆にむけて語った講演録と、
    講演が大反響だったために、改めて内容を論文に書き起したもの、
    すぐに使える祈りの言葉や年齢別カリキュラムが載っています。

    シュタイナー教育のダイジェスト版なので
    ほかの書籍と並行して読まれることをオススメします。

    少し学んだ人には、コンパクトにまとめてあって分かりやすいかも。

  • 「勉学」「教育」の方法、在り方について、
    本当にこのまま気が狂うかもなぁという位悩み、乱勉した
    結果、一番の理想型として辿りついたのが、この人の提唱
    する教育理論。

    中学生の時に、ドイツのシュタイナー学校へ行かせてくれ、
    と母親に噛みついた日を申し訳なく思いつつ思い出す。

    ただ、理論と実践の乖離は、各地のシュタイナー学校で
    現在起きているもよう。
    やはり人間が集う場所で「理想」を貫く事は不可能なのか
    もしれない。ましてや主唱者亡き後の現場では難儀な事で
    あろう。
    その事実を受容した上で何をいかように選択するか、という
    柔軟な精神、これが肝心だ。

    • lovefigaroさん
      私も子育てでシュタイナーのことを知りました。
      くれよんハウスが今も熱心に取り組んでいると思います。
      現実との乖離はあるにしても、「理想無...
      私も子育てでシュタイナーのことを知りました。
      くれよんハウスが今も熱心に取り組んでいると思います。
      現実との乖離はあるにしても、「理想無き教育の現場」が多い昨今、大切な姿勢だと思います。
      2009/05/24
    • Michiruさん
      仰る通りですね。

      教育者足ろうとする人々こそ、
      身もだえして悩み抜いてから教壇に立ってほしい、と
      願います。

      またこの人のこ...
      仰る通りですね。

      教育者足ろうとする人々こそ、
      身もだえして悩み抜いてから教壇に立ってほしい、と
      願います。

      またこの人のこと、ちゃんと勉強し直そうと思います。

      2009/05/24
    • Michiruさん
      記憶がなかなか還ってこないのです。
      結構深いところまで潜り込んだのですが。
      この人のゼミで学びたかったです。
      しかしながら・・叶わぬ夢...
      記憶がなかなか還ってこないのです。
      結構深いところまで潜り込んだのですが。
      この人のゼミで学びたかったです。
      しかしながら・・叶わぬ夢想ながら。
      2009/05/25
  • 難しいのですが、私がこれだ!と思ったシュタイナー教育実践幼稚園でのテキストになっています。

  • 未予約)吉良創さんのオススメ書籍(シュタイナー教育のまなざしから)

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著者プロフィール

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)
哲学博士。オーストリア生まれ。ウイーン工科大学で、自然科学・数学・哲学を学ぶ。ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として世紀末のウィーン・ワイマール・ベルリンで活躍。帝政ロシア生まれのエレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー創唱になる神智学協会のドイツ支部事務総長就任後、袂を分かち、人智学=アントロポゾフィーを樹立。スイス・バーゼル近郊ドルナッハに自身設計した劇場と大学を含む「ゲーテアヌム」を建設し、普遍アントロポゾフィー協会(一般人智学協会)本部とした。

「2023年 『人間発達論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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