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- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756693303
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ面白かったけども、英訳の問題なのかわからないけども、読み通すのはかなり大変
ちょっとこれは読み終わって早速だけど、もう一度、目を通そう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絶版で入手しづらかったので期待が高まってしまったがそれほどでもなかった。
イタリア絵画中心の美術史の枠組みに一石投じるという意味では面白いのかもしれないが、各論は素直に納得できるようなものではなく、素人的にはいまひとつ。 -
北方(オランダ)美術(=ケプラー的世界、受動的でカメラのような、視覚表象的)とイタリア美術(アルベルティ的世界、線遠近法など能動的な、修辞的)の違い[p126、129など]を浮き彫りにさせようとする試み。
イタリア美術(絵画)は物語や理想化を通じた表現であるが、北方の美術(絵画)はいわば地図のような描写を通じた表現であることを、フェルメールを基底に論ずる。ヨーロッパ美術が一概にイタリア美術を起源としているわけではないし、それを絶対的に理想化しているわけではない。
風景画が地図の延長(あるいはその逆)である[p213]。また、漫画の吹き出しが絵画にみられるとも[p322]。
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