「うつ」な人ほど強くなれる―『うつ』になりやすい性格こそ「成功する条件」 (アスカビジネス)
- アスカエフプロダクツ (2005年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756909237
感想・レビュー・書評
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強いかどうかはわからない。もっと強い人は無限にいる。良い人かもわからない。
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読むのが遅い自分でも2,3日で最後まで読み終えたので普段から活字慣れした人はすぐに読み終わりそう。気難しさや堅苦しさが一切なくて読みやすい本。
難しい表現は一切なくてうつを分かりやすい例えですごく身近なものとして書いてくれてる。
今の自分にも当てはまることや乗り越えた部分が分かりやすくて読むたびに「なるほど、あの時の状態はそういうことだったのか」と納得することが多かった -
うつにかかりやすい人=まじめで繊細、責任感が強く妥協せずまっすぐに生きるタイプは、成功者の条件。筆者の体験も踏まえてあるのでうつが身近に感じられた。
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自分自身、何年か前にうつの入り口に立ったことがあって、鬱になりやすい人の条件にもどんぴしゃだなと思いました。これまではあれは鬱だと思ってましたがこの著書を読んでまだまだ先があったのかと思い、少し恐ろしくもあります。
しかし、頑張らな、と自分を責める責任の強さが自分の良さであり、それが精神的な弱さに繋がっていることを再確認しました。こんな自分でも、一生懸命にやっていけばそこそこのところまで行けるぞって事をこれからの人生で証明したいと思いました。
あと、結構同じ内容の繰り返しがあってすこししんどかったです笑 -
さすが鬱を経験された方だけあって
鬱の苦しみを上手に表現されているなと思った。
絶望と孤独が鬱病の要因というのはなるほどと思った。
うつな人ほど強くなれる、
とても心強い言葉ですね。
心に刻みます。 -
鬱の人が、鬱の時にこれを読んだとしても、読んだからと言って救いが得られるわけではないが、
実際に著者自身が鬱で苦しみぬいてそこから立ち直ったからこそ、この本は非常に当事者にとっても説得力のあるもの。
前半は、鬱になることは、心が弱いのではなく非常に優れた人格であるということをたくさん述べていて、「だから今どうしたらいいんだ~」という感じですが(笑
鬱の人に接する際の周りの人の人にこそぜひ読んでいただきたい一冊でもある。 -
「うつ」
それは、自分の内面と戦う修行のようなもの。
それを成し遂げた時(回復した時)、人は、心から強く優しく生まれ変わっている。
心励まされる内容でした。 -
うつな人ほど強くなれる…
そのタイトルに心を動かされた人は、一度目を通しておいて損はないと思います。自分がうつでなくても、周りにいなくても、もはや国民病となっていまったこの病に関してネガティブな側面だけでなく多角的な視野をもつことが重要であると教えられます。
うつにかかっている人が読んだ場合、「自分はそんなに良い人間じゃないんだ」と逆に落ち込んでしまうかもしれないため、治療が進んで来た時に読むべきものかもしれません。うつの方はそもそも本も読めないかもしれませんが。 -
まじめで誠実な人だから信用できる
本当に強い人ほど自分の弱さをしっている。
成功するビジネス→皆に感謝されるビジネス 社会に貢献できるビジネス
頑張った自分をほめてあげよう
誠実な自分をほめてあげよう -
「うつ」でない人も、読んでおくべき本だと思いました。
私は、会社で管理職をしており、部下のメンタルケアを重視しています。
そのために読んでみました。
また、この私自身が、いつ「うつ」に襲われるか分かりませんので、予備知識としても参考になりました。
ただ、職場で経験したことなのですが、
「うつ」と思われる人を、専門医に診せるのが、非常に困難なのです。
本人は、「心療内科など必要ない」という態度を取ります。
我々も、それを無理強いして連れて行くことはできません。
この本では、「早めに専門医の診断を」と書かれていますが、
どうやって「専門医に診せればよいか」に関しては、ほとんど触れていません。
「うつ」を正しくケアする上で、最も重要かつ困難な課題だと思うのです。
その点も、詳しく記述して欲しかったですね。
余談ですが、「校正ミス」が数ヶ所ありました。